2013/04/08

パズル制作と深澤直人さんの言葉

先日の日記で思いついたパズルゲーム。
今までになく良い感じです。

誰にでも思いつけそうな安易なルールなので、
説明なしでも遊べそうです。
地味で小さいゲームになる予定です。

深澤直人さんのデザインみたいに。
ラヴェル「クープランの墓」みたいに。

なるといいなあ。
More than simple なものに惹かれます。

以下、少し深澤さんの話。






プロダクトデザイナー深澤直人さんの言葉に
「First Wow ! / Later Wow !」 という表現があります。

優れたデザインには2種類あって、

 ① First Wow !… 第一印象でひとの心をつかむデザイン。

 ② Later Wow ! … 第一印象ではその意図に気づかないような普通のデザイン。
               そのデザインに触れているうち、やや遅れて「あ~!」と気づく。

と分けることができます。

深澤さんの手がけたデザインは、
Later Wow ! の面白さに溢れています。





例えば、深澤さんのゴミ箱。
http://www.webo-kobe.com/items/interior/0trash/can.html

なんだろうこの形。
あっ、そういうことか。

この、ちょっと遅れて Wow ! の時間差が心地良いのです。
心の隙間にスッと収まって、
幸せな気分になる。






上の話で思い出しましたが

「テレポー塔」でも、
Later Wow ! が少しでもつくれるように、
ステージ1でのルール説明をしなかったのです。

なんだろうこの2画面。
テレポートボタンを押してみると、
あっ、そういうことか。

こういうデザインが上手く作れたかは定かではないですが、
個人的にはステージ1が一番好きです。

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