2015/03/08

ハナエ・真部脩一の「上京証拠」をみつけよう

ハナエ・真部脩一コンビの2ndアルバム「上京証拠」を聴いています。
とびきり良いアルバム。




変てこで攻め攻めなのに、すっと受け入れられる良い音。

作曲の真部脩一さん(ex.相対性理論)は、普通じゃないものを普通に変えてしまう人なので、
このアルバムが、もし自然に受け入れられたとしたら
それは彼らの魔法の賜物だと思います。

「未知はそして旧知になるの そうインテリジェンス」  (M6 「インテリジェンス」)
未知の音を、旧知の音に変えてゆくような試み。

以下、「上京証拠」各曲の好きなところをのんびり紐解いていきたいと思います。
お時間あるときにでもどうぞ。

(主に、かっこいい、凄い、好き、素晴らしいで出来ています)



1stアルバム「十戒クイズ」と同じく、全10曲です。



■M1  EXODUS

ラップ曲。上京の悲哀を感じさせない、ワクワクに溢れた音。
このハナエさんのラップのお陰で、アルバムを何度も再生したくなります。

・イントロから 0:13上ハモリ、0:26上ハモリ+下ハモリという感じで
 コーラスが重なっていきます。
 この先もコーラス満載だよという、アルバム予告にふさわしいイントロ。

・0:41- よく聴くと、ボーカルのパン(左右ch)がほんの少し振ってあります。
 「左ハナエ」と「右ハナエ」が交互にラップを重ねる、対話のような構成。
 高音・低音と、音程も歌い分けていて楽しい。

 パン振り分けの量も、音程のずらし方も、言葉の重ね方も恐ろしく手が込んでいるので、
 やっぱり何回でも聴きたくなります。
 (何回聴いても全貌が見えない)

・ハナエさんはピッチ外しと声の重ね方が上手いので、ラップはとてもツボ。
 2:37-  わがままが生き様だわ
       あらま 語りすぎたかしら
 のところの音程がかっこいい。絶妙なピッチ下げ。

・今作はアルバム通じて、「ハナエ合いの手」も「真部アレンジ合いの手」も
妙な面白さがあります。

 1:17- I'm Jack the ripper 喋りっぱ
         頭のなかは スプラッター \ブシュウウ/

・Prof. INOUE are you there? のところ、
 SOUL'd OUTでいうところのShinnosuke に呼びかけるやつですね。
 マエストロとか、身内が出てくるとかっこいい。



■M2 神様の神様

TVアニメ「神様はじめました◎」のOP曲。底抜けに楽しいグルグルソング。

・シングル版とはミックスが変えてあります。
 主に、ドラムの音圧が向上していて、踊れる音になっています。

・単曲で聴くなら丁寧な音のシングル版、
 通しで聞くならノリ感UPのアルバム版がオススメ。
 アルバム通して流すと、バランス良いんですよね。

・歌詞、サウンド、PVに至るまで
 「回転」のモチーフが沢山入っている曲です。
 ループだとおもいきや、実は「らせん」なところがポイントです。
 少しずつ色味がかわってゆく。

・歌い方、転調については、こちらで褒めています。
  ■ハナエ・真部脩一の「神様の神様・おとといおいで」を褒めよう

・主に4つのパートからなります。
 A   一体 この世はどうなっているのかな?
 B   月火水木金土日
 C   I'm just spinning around the world
 D   とんとんとんからりんと 届かない

 このC→Dの流れって、良いですよね。
 下記、ちょっと脱線してみます。




真部脩一の「多重サビ」について。

ハナエさんの曲中にキャッチーなメロディーが出てきて、「ここがサビかな?」と思うと、
その先にもっと強力なサビが待っている

ということがよくあります。

Boyz & Girlz ( YouTube)
 Aパート              hey いなせだねboy
 Bパート              そのときUFOが
 Cパート(弱サビ)    おしべとめしべが重なるそのとき
 Dパート(強サビ)    あっと驚く パッと花咲く   

ここのCとD。
サビを重ねているように聴こえるので、とりあえず「多重サビ」と呼んでおきます。

Cでサビだと思わせておいて、
Dでさらに強いフレーズを持ってきて、聴き手の予想を超えてゆく。
このDが飛んできた時の気持ちよさ、たまらないです。

なぜこのような錯覚が生まれるかというと、
真部脩一さんの作曲は
前奏・A・B・C・D・間奏・後奏でコードワークに差をつけていないので
どのコードもサビになりうるのですよね。
だから、曲構成を予想させない。

「上京証拠」ではどんな風にパートが組まれているか、
注目して聴いてみるとさらに楽しくなるかもしれません。






■M3 それってMagic

日曜日の朝のだらだらソング。ちょうど今日の気持ちにあっている曲。

・構成をみてみると
 Aパート  朝寝坊 ちょっと気持ちいい
 Bパート    積まれたシネマ 見飽きたし
 Cパート    焼きたてのパンの匂い
 Dパート    開かれた窓から
 
 どのフレーズも強いので、はじめはBがサビかな?と錯覚するのですが
 B(弱サビ)、C(中サビ)、D(強サビ)という感じでメロディーが続いてゆきます。
 この連鎖、なんかいいですよね。真部マジック。


・ハナエさんの歌い方、この曲は特別息の量が多く、ゆるゆるな雰囲気です。
 アルバム通して、歌い方の振り幅が格段に大きくなりました。楽しい。

・「それってMagic」の歌詞、朝から結構食べている。
   焼きたてのパン
   焼いたハム
   ふりかけご飯
   お味噌汁

・Cパートで、ほかほかご飯おいしいと思っていたら、
 Dパートで、急に歌詞の抽象度・比喩レベルが上がります。
 どういう意味が込められているんだろう。

 「夜中のあくむ」とか、「泳げないのはなぜ」といったところ、
 少しだけ陰が見えるところが気になります。

・ラストのブラスシンセはVI7の導音無視とか4度並行とか危なそうな音なのですが
 真部サウンドだとアリかもしれません。テンションっぽい。



■M4 Rainbow Love

先ほどと変わって、
M4は月曜日の歌になっています。通勤ソング。

・ベースが超かっこいい、体が動く曲です。
 アルバム中で最もアレンジ、ミックスの完成度が高いと感じました。
 何だろうこの抜けの良さ!
   先の記事: ■ざっき。ハナエ「上京証拠」買いました

 とにかくShiggy Jr. 森夏彦さんのベースが超カッコイイです。
 2:51- のウォーキング  →  3:06-スラップ → 3:21  アウトロのソロ
 緩急が素晴らしくて何度もリピートしています。


・Aパート        朝八時の電車に乗って
 Bパート(弱サビ)   ドキドキするのも たまにはいいみたい
 Cパート(強サビ) 七色の恋はきっと叶う恋

 ABパートは、真部なコードが使われています。(4-3-23-6)
  先の記事: ■真部脩一(ex. 相対性理論) の「モチーフ作曲法」

 Cパートはハナエさんの高音跳躍のときの裏声がたまらない。
 ハモリの音程が特に綺麗です。


・この曲のドラム、打ち込みとは思えないノリ。
 打ち込み・ミックス関連の技術はよくわからないので、ただただ凄いです。

・「上京証拠」のなかでも「Rainbow Love」 と 「S-T-A-R-S」の二曲は、
 アレンジの緩急がとても好みです。盛り上がり曲線がきれい。



■M5 ハンサム

ハンサムな彼を応援する曲。真部ワールド。

・0:12の間奏がとてもハンサム。シンセリードが強烈でメロメロになります。
 また、「ソ音」(G) が左chから連続して鳴っているのも面白い。
 ジョビンの「One Note Samba」の構成ですね。

コードの感じをかくと
0:12
 Fadd9      G     Em7   Am7

0:16
 Dm7(11)   G     Am7   Am7(b9)

 ソの音がテンションとして効いていてオシャレです。
 また、ラストのAm7(♭9) というめちゃめちゃ鋭いコード。超ハンサム。
 C7/A という扱いのコードなのかもしれません。

・歌詞の最後、なんて歌ってるんだろうと思ったら
 「♡」って歌ってるんですね。
 「(愛情)」も面白い。
  歌い方がかわいいので
 まさかアラサー男子が歌詞書いているとは思えないです。

・全曲のなかで、この曲が一番「やばい」と思います。
 他の曲は、順番に出来上がっていくさまが多少なりとも想像できるのに、
 「ハンサム」は発想の跳躍が大きすぎる。
 「変幻ジーザス」に続いて、どうしてこの世に誕生したのか、奇跡を疑う曲。

 ハナエさんの「応援」のお陰で、真部脩一の謎の引き出しが開いている。


\H-A-N-D-S-O-M-E/  \ハンサム/

・ライブで見るとハナエさんの「ポンポン」持った応援の振りがつくので
 さらに5割増しくらいでカワイイ印象の曲です。
 ライブおすすめ。



***************************


ここから怒涛の後半です。
曲順がとても好き。



■M6 インテリジェンス

天才とアホは紙一重ソング。
以前曲名を聴いた時に、えも言われぬアホさを感じたのですが、
まさか当たるとは。
タイトルに意図を込めるセンスが素晴らしいです。

・曲の長さ「2:24」
 みじか。曲調も相まってわらっちゃう。

・てってーてーれー てってーてーれー てってーてーれーて
  \プワーオ/

・「未知はそして旧知になるの そうインテリジェンス」
 記事の冒頭にも引用しましたが、ここの歌詞が一番好きです。
 知性とは、未知を既知にしていくパワーだと思うので。

・上記以外のところも、歌詞が琴線に触れます。
 長文でちゃんと韻を踏んでゆくのもインテリジェンス。

・ハナエさんの歌い方がめちゃ良い。
 「地味に IQ306だけどぉー」という、口を尖らせて音程を上ずらせる歌い方。
 こういう、「歌詞の字面を超えた歌唱」を期待してしまいます。

・M5、M6は、アルバムの折り返し地点として、
 真部脩一の独創が色濃い天才ソングが並びました。
 終盤にかけては、ハナエさんのパーソナルなところが編み込まれてゆきます。



■M7 Dear My Hero

ハナエからアイアンマン(トニー・スターク)への、危ういラブソング。

M6で和んだあとの、鋭いロックサウンド。
初期相対性理論、進行方向別通行区分、古都の夕べファンは感涙すると思う。(感涙した)
それに加えて、新しい音が提示されています。

・演奏陣がすごい。
 ギター高野京介、ドラム西浦謙助、ベース森夏彦+ボーカルハナエ、シンセ真部脩一

 という進行・古都・タルトタタン・ハナエファミリー。
 爆発的な演奏がたまらないです。

・歌唱は歌詞に合わせ最も大人っぽく。
 こういう、喉を開き気味の歌い方もサウンドにあっていて好き。

・曲構成は、
 Aパート        ヒーローはわたしを抱いて
 Bパート(弱サビ)  さらわれちゃって 囚われちゃって
 Cパート(強サビ)  ああ 正義の味方は

 Aパートは真部コードのアレンジ(2-3-45-6)。
 Bパートがとてもキャッチーなので、さすがにBがサビだろうと思ったら、
 Cパートが更に超えてゆきます。
 ここまで良メロを重ねられるとびっくりする。


・ああ 正義の味方は    きっと悪魔の  手先
 VIm7           V7           IV△7            IVm△7 

 ringing phone そうリンリンと ああ妄想と?の キスマーク
 IIIm7               VIm7                  IIm7      V7    III7(#9)

 サブドミナントマイナーメジャーセブンスの切なげな音や、#9コードの鋭い響き。
 真部脩一さんは凝ったコードをめったに使わないけれど、
 いざ使ったときの効果は絶大です。

 


■M8 フィクション大魔王

個人的な好みで言うと、この曲が最も好きです。
稀代の名曲だと思う。

ハナエというシンガーは、楽曲を通じてM6のような天才博士にもなれるし、
M7のような映画のヒロインにもなれるよ、というメタ的な歌。

聴いていると、
曲のテーマといい、「8曲目」という曲順といい、
上京証拠という「フィクション」の終わりが近づいてくるのを感じて
切ない気分になります。終わらなければよいのにといつも思う。

・曲の構成は
 Aパート         時には本格派の翻訳家の
 Bパート(弱サビ)   コートを翻して
  Cパート(強サビ)   わたしはそう きっとフィクションだよ

 となっており、やはりB→Cの受け渡しが楽しい。
 ちょっとずつ真部さんの組み方の共通点が見えてきますね。


・この曲は、ハナエさんの歌の良さに尽きます。
 多くのフィクションを演じるフラットな存在、というテーマに則って
 なるべくキャラクターが出ないように、ばらつきが出ないように、
 抑揚がでないように、丁寧にコントロールされた歌い方になっている。

・Aメロは
  語尾のア音の連続を、同じ歌い方で揃えていて、
  いくつものフィクションの並列性を高めています。

・サビは、
   わたしはそう フィクション「だよ」
   空想の産物「だよ」
 という語尾の連続を、ぴったり同じ響きになるように歌っています。
 最後までいちども崩れない。
 こういうプレーンな役割でさえ「フィクションとして演じきる」というところに
 ハナエさんの覚悟が光ります。

・ハナエというプロジェクトの面白さは、この一曲が最も上手く表せていると思いました。
 たぶん、大事な曲。



■M9 おとといおいで

TVアニメ「神様はじめました◎」のED曲。おやすみソング。
アルバムの中では、
M10の「S-T-A-R-S」へ登るための、最後の休憩地点になっています。

・曲の内容と合わせると、
 「一度立ち止まって、未来方向へ歩き出す」というところで
 アルバムのなかで大切な位置づけになっています。
 上京してきて、ふと故郷を思うような。

・おそらく、「上京証拠」は、
 M1,M2 ←→  M9,M10 で、対にする意図があるのかもしれません。
 ラップ、OP曲、ED曲、ラップ。

・こちらも「神様の神様」と同じく、
 シングル版に比べてリズムが強めにアレンジされてます。

・歌詞については、こちらで褒めています。
 いつもより少し素直で、遊び心もある良い歌詞。
  ■ハナエ・真部脩一の「神様の神様・おとといおいで」を褒めよう

 


■M10 S-T-A-R-S

アルバム最後の曲。ラップ曲。

・こちらに曲の印象を書きました。


・S-T-A-R-Sは、是非さいごまで聴いて驚いて欲しいので、
詳しい感想はあえて書かないようにします。
そう 言わずとも分かれよ

4:13-から始まる、真部脩一さんの長い長いギターアドリブは必聴です。

さいごまで聞き終わると、やっぱり最初のイントロに戻りたくなるんですよね。
フィクションのなかに。


*************


まだ発売して1週間も聴いていないのだけれど、
好きな所がいくつも見つかるアルバムです。
発想が面白くて、聴いててわくわくする。

「感動を理論にのせる」 (M10 「S-T-A-R-S」)
という言葉、アルバムを通じてみるとその姿勢がよくわかりますね。
かっこいい。

同じアルバムを何度も繰り返し聴く方にオススメです。
たぶん、聴くたびに好きなところが見つかるので。


(追記)
5/17新宿ReNYのワンマンライブも見てきました。アットホームで攻め攻め。
歌・振り・演出のパワーアップに加え、鍵盤の生演奏まで加わって楽しさ10倍です。

上京証拠はライブ映えする歌ばっかり。
ビート強めのアレンジは、見事にライブへの布石になっていたんだと感じました。
Rainbow Love、Dear My Heroがめちゃ良かったです。


過去記事

■真部脩一(ex.相対性理論) のペンタトニックスケールを解析してみよう
真部脩一さんの独特なメロディーを詳しくみてみます。

■ハナエ・真部脩一の「十戒クイズ」を褒めよう。
1stアルバム。

6 件のコメント:

  1. こんにちは。

    上京証拠、発売されてから何度も繰り返し聴いています。
    ハナエさんの変幻ヴォイスで女の子の日常・決意・妄想などあれこれがポップに表現されていてずっと楽しく聴けてしまいます!
    魔法がかかった名盤!

    「EXODUS」のアウトロで「バカに見える歌詞書かないでよね」と言っていますが、全曲を通して(アホを真面目にやってるからこそ感じる類いの)知性しか感じない楽曲に仕上がってるのがすごいと感じました。

    松岡和子さんという翻訳家の方がシェイクスピアの台詞について、「意味・イメージ・音韻のそれぞれがより合わさっていて、詩とはそういうものだ」と書いてたことを、上京証拠を聴いて思い出しました。

    本アルバムの歌詞は音韻(音のリズム、語呂合わせ)の豊かさを残しつつも、意味・イメージにも具体性が帯びているので歌から情景やストーリーが浮かびやすくなっていて、まさに三位一体といった感じでそこら辺のバランス感は相変わらず絶妙だなと!
    それは音色にも言えるかもしれないですが、音や歌詞を含めてそれらがもつ意味やイメージ、響きの心地よさから得られる感動がこのコンビなりの理論に乗せられているのが、このアルバムの一つの魅力なのかなと思っています。

    その他いろいろ気に入ったのは、
    ①「Rainbow Love」
    ・めっちゃかっこいいいベース!
    ・不思議と惹かれる雪を滑るようなシューって音!

    ②インテリジェンス
    ・1:30ぐらいのサビに行く前のハナエさんの「おおー」というコーラスの美しさ!

    あとすごいなんとなくな微かな印象なんですが、「S-T-A-R-S」のような盛り上がり曲線をつくる展開はVampilliaに加入したことが影響しているのかなと。Vampilliaではギターを弾いてるのもあってか、最後のギターアドリブを聴いたときにちらっとそのことがよぎりました。

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  2. こんにちは。お読みいただいてありがとうございます。

    最初聴いた時は、「ハナエ・真部に何かすごいことをされてる気がする」という不思議な心地だったのですが、
    何度も聴いているうちにびりびり魔法かかってきました。
    ずっと楽しいですね。
    二人の「女の子論」が熱く交わされていて、どこまでも全貌がつかめない魅力があります。
    真部ワークスの最高傑作に推しちゃいます。

    アホをつくる真剣な知性がかっこよくて、
    でも一周りしてやっぱりアホ、とも思いました。笑っちゃいます。

    「シェイクスピア真部」ですか!
    以前に、河合隼雄さんと松岡和子さんの対談本「快読シェイクスピア」のみ読んだことがあります。シェイクスピアって、音韻や響き重視のために、普段使わない言葉や語順まで操っているのでしたっけ。
    真部さんの作風は変にも見えて、詩の基本に忠実なのかもしれませんね。

    歌詞カードを見ると、ぱっと見は純粋な詩集のようにもみえるけれど、
    ハナエさんが詠んだときに響く「音」ありきで書かれているのがよいですね。
    譜割りが七五調のリズムに近いのも、日本語の扱いとしては正当なものかもしれません。

    以前は「人」が介在しないくらいの純粋な詩もありましたが(偶数奇数はおともだち)、
    ハナエさんの体をとおして、イメージが結ばれやすくなっていますよね。

    ・Rainbow Love
    何度聞いてもベースかっこいいです。シューも。
    どういう人生送ってたら、「よし、ここでシュー入れるぞ!」って思いつくんでしょうね…。

    ・インテリジェンス
    ここのピッチ凄いですね。左右で四分音くらいデチューンされてる気がします。

    そうか、盛り上がり曲線は確かにVampilliaの作り方と共通していますね。
    轟音から無音に近いくらいまで急降下したり
    螺旋のような繰り返しで展開をつくるというのは、まさにVampillia節です。

    コメント頂いて、更に思うところがありました。どうもありがとうございます。

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  3. こんにちは。
    今回の記事でもっともっと曲が好きになりました!曲もさることながら毎回kahoさんの知識や音楽を聴く実力?(語彙力が無くてすみません・・・)に感銘を受けます!

    ハンサムの歌詞 褒めるだけ褒めて最後ハンサムな君が好きだったって過去系になってるのが笑いました。それとインテリジェンスの天才博士にもクスッってなりました。久しぶりに聞きました天才博士!
    毎回どこかにツッコミを探すのが一つの楽しみになっています。

    音楽の知識が無いので内容の薄いコメントしか出来ませんが失礼ではなければまたコメントさせていただきたいです。いつも素晴らしい記事ありがとうございます!

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  4. こんにちはzunana777さん。お読みいただいてありがとうございます。

    この記事で、アルバムのお気に入りポイントが新たに見つけられたなら嬉しく思います。
    僕はあんまり詳しくないのですが、楽曲が面白いと、知識とかによらず感想がいっぱい浮かんでくるんですよね。
    いつも、好きなものに引っ張られる感じがします。

    上京証拠、クスっとくる遊びがたまらないですよね。ツッコミたい気持ちが溢れます。
    ハンサムのラスト、心境の変化が気になりますねー。中盤の一箇所だけ「きみ」が「君」という漢字になっていたり、乙女心(真部心)はわからないです。
    「天才ハカセ」を歌にのせられるのは、このコンビだけですね。
    この2曲の歌詞が載っている見開きページ、ハナエさんのビジュアルも相まってお気に入りです。この状態で飾っておきたい。

    コメントとても嬉しいです。「言葉にならないなんか好き」な気持ちを共有できるのが音楽の楽しみだと思います。

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  5. ども、自身ギター弾きのアラフォーお父さんです。(笑)
    まだまだ聴き込みなうの最中なんですが、ファースト『十戒クイズ』でのすごい独特の世界観と音作り、それに彼女の歌声が合わさった時のなんとも言えない心地好さにどストライクでして、今回のアルバムも見つけてソッコーで後先考えずに(妻が間もなく出産なのであまり無駄遣いしてはいかん立場なのに・笑)スマホに落として通勤時をメインにガンガン聴いてます。

    どの曲にも良さがあって(個人的にはインテリジェンスやフィクション大魔王のような前作に通ずるタイプの曲にホッとしつつ)好きなのですが、やはり最後のヒトコト、『やっぱりおうちがいちばんです♪』に完全に全部持っていかれました。(笑)

    普段LUNA SEAとか、BUCK-TICKとかわりとギターごりごりなロックばかりを好んで聴く私がこういう変化球のニュージャンルにときめくのは昔はまった岡村靖幸さん以来ですね。
    そういえば彼の作る曲や歌詞ってハナエさんの歌に通ずる(プロデューサーであり原作者の眞部さんによるところも多大ですね)ところがありますね。

    神様~のアニメ1期目からの出会いなんですが、初めてハナエさんのあのオープニングを耳にしたときの衝撃はうちの嫁さんともども忘れられないです。

    ハナエ最高!

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  6. こんにちは。お越しいただきありがとうございます。
    上京証拠・十戒クイズ、独特で何とも言えぬ心地よさがありますよね。

    お子さんお生まれになるのですね! おめでとうございます。
    もし後先考えてみても、何年も何年ものんびり聴けそうなアルバムだったので
    きっと良い衝動買いなのではないでしょうか。

    上京証拠は、僕も最後のセリフにメチャメチャやられました。
    これのお陰で、アルバムをさいごまで聴きたくなってしまいますね

    岡村靖幸さんでいうと、去年のハナエさんのライブで、
    「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」をカバーしていたのを思い出します。
    真部さん含め、やはり表現の行き先に何かしら通じるものがあるのかもしれませんね。
    岡村さんの後を継いで、「真部ダンスPV」とかみてみたいです。

    僕も「神様はじめました」から聴き始めましたが、
    大地丙太郎監督とのコンビネーションもよいですよね。絵がつくとさらに素敵に聴こえます。
    今後もますます応援したいと思います。

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